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2009年7月 1日 (水)

動物達の不思議な事件簿

随分前に神奈川のズーラシアに行った時に購入しました。
プチ旅行すると財布の紐がゆるくなる不思議…(遠い目)
まぁ、私はいきものと本に関しては散財しまくりなので今更ですが。

動物が好きであれば、難しい話は良いんだよ、かわいいは正義!!と言う層から、本格的に考えてみたい人まで、おすすめしたい一冊です。
エピソードをかいつまんで読むだけでも、思わずニヤリとしたり、ヒヤリとしたり、ドキリとできるのではないかと思います。

動物が行動する時、何を考えているのか?
感情?それとも本能?はたまた刺激に対する単純なプログラムの結果??
まだ科学的に解明されていない難しい問題である「動物はその時何を考えてるの?そもそも何か考えてるの?」を、おもしろおかしなエピソードを紹介しつつ、様々な角度からアプローチを試みています。
「そりゃ出来過ぎでしょ!!」と思わずツッコみたくなる様な類人猿の話や、見方によっては『ずる』賢く生きる動物達。
そして時には人間として申し訳なく、改めて考えさせられてしまう話もいくつか。

この本を読んでからヒト、他のいきものを問わず、ふと「何故この行動に至ったんだろう??」と考えるようになり、ちょっとだけ他人の事を考え、推し量り、時に思いやる事ができる(かもしれない)大人になれた気がします^^;

ちなみにこの本が面白かったので、同著者の「悲劇のチンパンジー」と言う書籍も買ってみましたが、こちらはなんて言うか、うん…すごく真面目な話でした^^;

類人猿が好きで、もっと深く知りたい人は読んでみても良いと思います。
もともと取り扱う内容が真面目なので、全体的に重々しく淡々とした感じになっていますが、多分訳者が違えば、またはもう一度翻訳しなおせば、違った印象になるかもしれません。

この本が書かれてから、随分と年月が経っていますが、類人猿の環境はさらに悪化している気がします。
現地で保護活動や、環境を戻すなどのプログラムが行われていますが、結局のところ、一部の人間が直接的に、そして私を含む大部分の人間が間接的に彼らだけでなく、自分自身を含む全ての生き物をじわじわと追い込んでいるのが現状。
例えば電気を使うのでPCを使うのは止めよう、あるいは省電しようと言われても、きっと私は首を縦に振らないでしょう。
地球が本当に危機的なので、人を間引きましょう、まずはあなたです!…と言われても……
私は何ができるんだろう…ちっぽけな私に……

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